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韓国文化、チムジルバンの売店

チムジルバンの卵とシッケ、なぜいつもセットなのか

Justin Lee, Dumb Game Lab ·

チムジルバン育成のゲーム画面。売店の前の床クッションに座ったお客さんが卵をむいていて、隣にもう1つ売店があり、右側にシッケ機が見える。画面の文字は英語

チムジルバンの売店で売っている卵は、長く加熱して白身が茶色くなった焼き卵で、麦飯石卵(メクパンソクケラン)とも呼ばれます。ゆで卵とは別のものです。シッケは米を麦芽で糖化させた甘い飲み物で、一般的なシッケには酵母が入らないのでお酒にはなりません。値段は店ごとに違いますが、卵3個で2,000〜3,000ウォン台、シッケ1杯で3,000〜5,000ウォン台がよくある範囲です。おでこで割ると痛かったりあざになったりするので、床やテーブルで軽く叩いて手でむく方法をすすめます。

チムジルバンの卵とシッケとは

チムジルバンの売店でいちばんよく見る組み合わせは、焼き卵を数個とシッケ1杯です。汗を流したあと、座って食べる軽食として定着しています。

卵は韓国語で맥반석계란(麦飯石卵)、구운계란(焼き卵)、구운란などと混ざって呼ばれ、店によっては훈제계란(燻製卵)と書くこともあります。日本語の案内でも、焼き卵(グウンケラン)、麦飯石卵(メクパンソクケラン)、燻製卵という表記が使われています。シッケ(식혜)は、炊いた米を麦芽の水で糖化させて作る甘い飲み物です。

麦飯石卵はゆで卵と何が違うのか

ゆで卵は水の中で火を通しますが、焼き卵は長く加熱して水分が減ります。そのため白身が茶色くなり、歯ごたえも強くなります。英語圏の料理ブログは、この色の変化をメイラード反応で説明していて、家で同じ方法で作った卵も似た色になると書いています。

見た目は3種類に分かれます。普通の殻のまま焼いたもの、殻が茶色い燻製、殻が黒い炭の卵です。英語の旅行メディアCreatripがこの3つに分けて紹介しています。日本語の訪問記には「ゆで卵」と書くものもありますが、売店の卵はゆでたものとは別です。

区分見た目メモ
焼き卵普通の殻、白身は茶色チムジルバンの売店でまず思い浮かべる卵
燻製卵茶色い殻店によって麦飯石卵と同じ意味で使う
炭の卵黒い殻Creatripが紹介する3つ目の種類
ゆで卵白い殻、白身は白い水の中で火を通す

麦飯石卵は本当に石の上で焼くのか

名前には麦飯石が入っていますが、すべての卵を石の上で焼くわけではありません。2011年のMBC『不満ゼロ』の報道をまとめた文章には、麦飯石で卵を焼く工場は一部で、ほとんどは麦飯石を使わず電気の熱で焼くという製造者の話が出てきます。15年前の資料で、要約記事でもあるため、今どこでもそのとおりだとは言い切れません。

チムジルバンの売店がどんな機械で焼いているかは、公開された資料を見つけられませんでした。わかっているのは食品の分類だけで、韓国の食品医薬品安全処は焼き卵を卵加工品として管理しています。

卵はおでこで割るものではない

韓国のバラエティやドラマでは、卵をおでこで割る場面がよく出てきます。この習慣の始まりについて根拠のある説明は見つからず、番組の影響で定着したという個人の回答がある程度です。俗説と考えるのが妥当です。

焼き卵は殻が硬いです。日本語の韓国語案内サイトも、英語の旅行メディアCreatripも、おでこで割ると強い痛みやあざのおそれがあると注意しています。床やテーブルで軽く叩いてひびを入れてから、手でむけば大丈夫です。

シッケはお酒なのか

韓国民族文化大百科は、シッケを麦芽(ヨッキルム)の上澄みを固めに炊いたご飯に注ぎ、60〜70度で4〜5時間置いて作ると説明しています。麦芽の酵素がご飯のでんぷんを糖に変える工程です。アルコールになるには糖を食べる酵母が必要ですが、麦芽には酵母がないので、一般的なシッケは甘い飲み物のままで終わります。

ただし、名前が同じでも別のものがあります。감주(カムジュ)や단술(タンスル)は地域によってシッケと同じ意味で使われることもあり、蓮の葉に日本酒を使う蓮葉シッケのようにアルコールが入った変形もあります。安東シッケは大根と唐辛子の粉が入り、煮ずに寝かせて作る別の飲み物です。マッコリは麹で発酵させたお酒で、アルコールが5〜8%ほど入っているのでシッケとは違います。

日本語の案内ではシッケを甘酒に似た飲み物と説明していますが、甘酒にもアルコールを含むものと含まないものがあり、同じ飲み物とは言えません。

名前作り方アルコール
シッケ麦芽の酵素でご飯を糖化し、煮て仕上げる一般的には入らない
安東シッケ大根と唐辛子の粉を入れ、煮ずに寝かせる公式の数値は確認できず
蓮葉シッケ蓮の葉にもち米、日本酒、はちみつを入れた変形あり(日本酒を使う)
マッコリ麹でアルコール発酵させる5〜8%ほど

缶シッケは何カロリーか

缶シッケは製品のラベルが基準です。パルドのピラクシッケ238ml缶は、公式サイトに90kcal、炭水化物22g、糖類19gと書かれています。同じ製品を売る通販サイトには85kcal、糖類17gと書いてあるところもあり、時期や容量で少しずつ違うので、買う前にラベルを見るのが確実です。

チムジルバンで店が煮て出すシッケにはラベルがありません。甘く作った飲み物だということだけ覚えておけば十分です。汗をかいた直後に冷たいシッケを一気に飲むと胃に負担がかかることがあるという日本語の案内サイトの助言があるので、水も一緒に飲むほうがよさそうです。

シッケはハラルか

インドネシアやベトナムの検索では、sikhye halal という質問をよく見かけます。アルコールができない飲み物だという説明は一般的ですが、ハラルは製品ごとに認証で決まります。

確認できた事実はひとつです。パルドが2023年にインドネシアのハラル認証庁(BPJPH)から、ピラクシッケを含む飲料5種のハラル認証を受け、2024年2月からインドネシアへの輸出を始めたと、食品専門紙が報じました。ほかのブランドや、チムジルバンの売店で店が煮るシッケが認証を受けているかは確認できなかったので、そうした場所では直接たずねるしかありません。

いくらで売っているのか

値段はチムジルバンごとに違うので、ひとつの値段では言えません。確認できた2つの資料を書きます。金額はウォンのままで、円には換算していません。

出典焼き卵シッケ
2026年7月、慶尚北道清道のチムジルバンの訪問記3個 2,000ウォン4,000ウォン
2024年5月、質問回答サイトの12件の回答のまとめ3個 2,000〜3,500ウォン3,000〜5,000ウォン

なぜ卵とシッケはセットなのか

はっきりした由来は見つかりませんでした。町の銭湯でゆで卵と飲み物を売っていたものが、チムジルバンの焼き卵とシッケにつながったという説明がある程度です。しょっぱい卵のあとに甘いシッケが口をさっぱりさせてくれるという体験談や、汗をかいたあとに水分と栄養を補うのによいという台湾の移民署の案内もありますが、科学的な根拠までは示されていません。

そのためこの記事では、「昔からこうして食べてきたから」という程度にとどめます。理由をひとつに決められない組み合わせが、長く残ったのだと考えています。

うちのゲームではどうなっているか

ダムゲームラボのチムジルバン育成には、売店とシッケ機が別々にあります。どちらも最初から置けるわけではありません。売店は累計のお客さんが20人になると開き、シッケ機は売店を2台持っていると開きます。卵を売ってからでないとシッケを売れない順番です。

値段も違います。売店は1,500ウォン、シッケ機は4,000ウォンで置け、お客さんが1回使うたびに売店は150〜400ウォン、シッケ機は300〜700ウォンが入ります。この金額はゲームの中のお金で、実際のチムジルバンの値段ではありません。シッケ機は窯サウナの隣に置くと1.2倍、塩サウナの隣だと1.15倍、氷の部屋の隣だと1.1倍で多く売れます。売店も窯サウナの隣なら1.2倍です。汗を流した直後に買って食べるという現実の順番を、そのままルールにしました。

お客さんの動線13通りのうち、売店が入るコースは3つ、シッケが入るコースは水風呂を通って窯サウナを出たお客さんのコース1つだけです。下の画面は、シッケ機の前でお客さんが代金を払う場面です。

チムジルバン育成のゲーム画面。シッケ機の前に立つお客さんの頭の上に吹き出しが出ていて、左に売店が2台置かれている。画面の文字は英語
シッケ機の前。お客さんが1杯飲むと300〜700ウォンが入ります。

麦飯石卵の秘伝という研究もある

研究所には、名前そのままの「麦飯石卵の秘伝」があります。2段階目から開き、研究ポイントが120かかり、先にふかふかタオルを研究しておく必要があります。効果はお客さんが使うお金が1.1倍になることで、説明は「売店でもう一つ買っていく」です。そのあとにサウナセットメニュー(300ポイント、3段階目)が続きます。

1日ボーナスの一覧にも「卵サービス」があります。明日のお客さんが少し多めにお金を使う効果です。

チムジルバン育成の研究所の画面。ふかふかタオル、路地の看板、番号札の下に、麦飯石卵の秘伝(120ポイント)、チラシ、動線設計の枠が鍵のかかった状態で並んでいる。画面の文字は英語(Roasted Egg Secret など)
研究所。麦飯石卵の秘伝はふかふかタオルの次の枠で、120ポイントが必要です。

うちのゲームの弱点

チムジルバン育成は新作なので、インストール数はまだ少なく、評価もほとんどありません。ゲームの中の卵はむく動作だけで、おでこで割る場面はありません。シッケも機械から1杯出てくる演出なので、上に書いた味や栄養の話はゲームでは教えてくれません。

ゲーム内の値段と倍率は、バランスを取るために決めた値です。実際のチムジルバンの原価や利益を反映したものではありません。

FAQ

チムジルバンの卵はゆで卵と同じですか?

違います。焼き卵は長く加熱して水分が減り、白身が茶色くなって歯ごたえも強くなります。韓国の食品医薬品安全処は焼き卵を卵加工品として分類しています。

麦飯石卵は本当に石で焼くのですか?

一部だけです。2011年の放送報道をまとめた文章には、ほとんどの工場が麦飯石を使わず電気の熱で焼くという話が出てきます。チムジルバンの売店の調理方法は、公開された資料を見つけられませんでした。

シッケはお酒ですか?

一般的なシッケは違います。麦芽にはアルコールを作る酵母がなく、糖化されるだけです。蓮葉シッケのような変形やマッコリには、アルコールが入っています。

チムジルバンのシッケはハラルですか?

製品や売店によって違います。確認できたのは、パルドのピラクシッケが2023年にインドネシアのハラル認証庁の認証を受けたという事実ひとつだけで、店が煮て出すシッケは確認できませんでした。

チムジルバンの卵は1個いくらですか?

店によって違い、ふつうは3個セットで売っています。確認できた資料では3個で2,000ウォンから3,500ウォンまでです。シッケは3,000〜5,000ウォンがよくある範囲です。

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